マイコン雑誌博物誌【ポケコン・ジャーナル】

 工学社の「PiO」誌は、プログラムを含む読者投稿中心のコンピュータ誌でしたが、1986年9月に突然休刊してしまい、読者は行き場を失ってしまいました。
 特にポケコンに関しては、他誌にひけをとらない内容の投稿が多く、休刊を嘆く声もひときわ大きかったのかもしれません。
 そんな中、まるで彼らポケコニストの声が届いたかのように、同社からポケコン専門誌「ポケコン・ジャーナル」(略記「PJ」。 また、「PJ」が書名になった時期もあります)が創刊されました。 「PiO」休刊から1年が経った、1987年12月のことでした(1988年1月号)。
 (註:「ポケコン・ジャーナル」は、公式には「月号」という表記はされませんでしたが、便宜上『月号』表記を行ないます)
 元PiO読者(一部『ぴおにゃん』とか『ピオニスト』と自称するむきもありました)がこれに目をつけない訳がありません。 次第にPiO的雰囲気を持つ雑誌へと染まっていきました。
 PJは、“ポケコン”という比較的小さなパイを対象にした雑誌だったにもかかわわらず、休刊までに101号、すなわちPiOの3倍の号数を重ねたのです。
 休刊号(最終号:1996年5月号)は、『保存版』と称して大増ページとなって散りました(定価も本体1,845円と高かったけれど)。
 余談ですが、B5判平綴じ(1988.12〜1993.3)のPJは、ちょうどゆうぱっくのLサイズの箱に納まります(笑)。
 最後にこっそり秘密情報(笑)。 2度ほどプログラムが載っている「鶴見邦路」は、高津のペンネームです。 :-)


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